中道を正しく歩むために

 人間は、神と獣<けもの>の中間に介在<かいざい>しておるもので、ともすれば体欲<たいよく>にかられ、獣性に偏<じゅうせいかたよ>ろうとするものでありますから、中道<ちゅうどう>を正しく歩むには、どうしても宗教が必要であり、正しき信仰が必要なのであります。