神さまが地上に天国を造られるためには、神を理解する人間が必要であります。その必要な人間をあつめる便法としてお与えくださったものが浄霊でありますから、浄霊にたずさわる私どものがわとしましては、あくまでも浄要はみ救いの網をかけさしていただくという気持で奉仕せねばならないのであります。そして浄霊によって心身いずれかの悩みをのぞかれた人びとが神さまはなるほどありがたいものだということがわかりましたら、そのときこそ神のご性格なり、ご理想なりを十分説かしていただいて、人生には最高の人生目標があるはず、すなわち神にもとずく地上天国の具現がそれであり、神と人間とが信仰によりひとつに結ばれて無限の神力を発揮するとき、はじめてみろくの世が実現するのであって、その最初の手がかりとなるものこそ、この浄霊であって、浄霊が目的ではなく、浄霊を媒介として地上に真善美の天国を造ることが、最大の目的なのだということをわからせる必要があります。これがまた浄雲のみ力を神から無限に給わる所以でもあります。
「栄光 四〇三号」