昭和二十七年ごろ、明主様はよく側近の奉仕者に対して、『原稿を書け。原稿を書くと頭がよくなる。ことにおまえたちは、わたしのことを書けばいいのだ』とだれかれとなくおっしゃっておられました。
それで私も、明主様のご日常について、一文を綴ったことがありますが、その時明主様から、『文章のうまい、へたは別として、おまえたち側近者は、出来るだけわたしの日常生活を信者に知らせる義務がある。なぜなら、わたしがつねに信者に言ったり、教えたりしていることが、わたし自身に守られているかどうか、おまえたちの目でたしかめて、ありのままを書けばいいのだ』と、お言葉をいただいたことがあります。