ご長男に赤ちゃんがお出釆になった時、明主様はそのお祝に、大磯のご長男のお宅へ行かれました。
私も調理のため、お伺いしていましたが、その時、明主様は、私の家内がお孫さんを抱いて出て行くと、それをごらんになられ、『この赤ん坊は、ずいぶんいばっているな』とおっしゃったそうです。家内が初めて明主様にお目にかかったのは、その時でした。
それと同じようなユーモアのある話があります。それは、大磯でのお茶ぶるまいのあった時でした。鯛をお届けしましたら、明主様は、それを見て、『こいつ、おれをにらみつけてやがる』と言われました。
鯛ににらみつけられた明主様──ちょっとおもしろいと思います。