私は人一倍悪いからだをしておりましたので、よく明主様にご浄霊をお願いしました。ある日、『おまえたちは肥溜がたまると、私のところへもってくる。私はそれを掃除し、とってやるのだから、霊的な掃除役だよ』とお笑いになられながらおっしゃいましたが、
ご多忙の日課の中を、いつもこころよくやって下さいました。
また、同じようにご浄霊いただいたある日、自分の頭のわるさ加減にあきれて、「私は実にひどい頭で、いつもお手数ばかりかけまして」と申し上げますと、『なに、ひどいのはまだいい方だよ。ひどいことに気のつくのはたいしたものだ。いまの人間の頭は麻痺しているというか、全然働かない。まるで頭がないようなものだ』と慰めのお言葉をいただき、ホッとしたこともあります。