救世の道具

 病気なおしは手段であって目的ではありません。だからはじめのあいだは信じなくてもなおるのであります。これは神さまが方便として、わけのわからぬ人間にはやくわからせてやろうという特別のご処置としてお許しくださっているのです。しかしいつまでもそうであってはいけないのであります。神さまがだましたり、すかしたりしながら、本当の幸福をつかむように導いてくださっているお気持がわかりますと、浄霊はいっそう光をはなち、いっそう大切なものになってくるのです。そこに神さまの大慈大悲のみ心、お情がこもっているのであります。お取次する方もいただく方も、これがほんとうの救世の道具であり、手段であると認識いたしまして、それによっておたがいが改心をさせていただかねばなりません。