私のすることは、すべて教えであるからよく身につけておきなさい。
説教をして判らそうとするのは、その人に信仰がないからだ。
他人のことなど決して言えるものではない。自分を考えてみれば、やっぱり同じことをしている。
話はうまくない方がいい。うまくない人は、話に頼らず心に頼ろうとするから。
嘘をつくと頭が曇るから、頭の働きが悪くなる。
信仰とは、気をきかすことだ。
人間は死を恐れるように神様がつくった。死がこわくなければ、人間は何かがあると、すぐ死のうと思うだろう。死んで、生まれ変わって来ればいいと思うだろう。
人間は、なんでも自分でやっているつもりでいるが、神様のスイッチひとつで自由に操られる生人形だよ。神の道具と心得よ。
泣く役がいなければ芝居にならない。泣く役は買って出なさい。
偉い人間にはなりたくない。万人に愛される人間になりたい。
木は人間の運命をよく現わしている。秋になると、木の葉は枯れて落ち、春になると、芽生えてくる。一年中青々としている木もあれば、葉を落して冬にはいる木もある。人間も四季のように、変わる人もあれば、一年中変わらない人もある。
親切の程度で、その人の値打がわかる。
時間を大切に、ムダは御神業の妨げになる。
時間を守ることは、人生学で一番大切なことだ。
わたしが怒るのは、まだ見込みがあるからだ。だめだと思ったら、何も言わない。だから、言われるうちがいいのだ。
この人はと思う人には、特に厳しくした。
ふんでも、けっても、けとばされても、ついて来るような人間にならなければだめだ。神様は役立つ人は放り出しておく。
無学でもいい。まことをもってすることだ。それ以外にはない。
成功の秘訣は、必ず成功しようと意う意力であり、それに伴う努力である。
相手より一歩だけ先へ、決して二歩も三歩も先を歩いてはいけない。
慢心はいけないが、慢心を通り越した慢心ならいい。
信者は、“ご神徳、ご神徳”と、まず第一にお金でもいただけることばかりをご神徳というが、何よりも、自分たちが平常より無病息災になるのが一番のご神徳である。
いい芸術を鑑賞することによって、そのセツナに人の心に天国が与えられるんだ。
ながむれば くすしかずかずたまのをの またすがすがしすくはれむかな
註 このお歌は開教当時、明主様がお作りになったもので、上から詠んでも下から詠んでも同様な珍しいお歌です。