浄霊活動は基礎的仕事

 人心が悪化したままで科学を使えば、世の中は悪開<わるぴら>きに開けて、それですむなら結構ですが、ついには、われとわが手で、地上人類を破壊<はかい>するにいたるのは、火を見るよりも明らかであります。そこで、いまのところ人間精神の向上ということが焦眉<しょうぴ>の急であって、難解<なんかい>の書物をあさって、それによって思索<しさく>していこうというのでは、もう間に合わないわけであります。これは、一部の学者のすることであり、大衆<たいしゅう>というものは、学問や理論ではけっして救われません。ここに、神様の御救いの具現<ぐげん>として、明主様からいただいた浄霊が、大きな意義をもってくるわけであります。

 この浄霊こそは、まさに神様を見せることであり、神様を身近かに感得<かんとく>できるものであって、これ以上の救いの道はないと思います。私どもは、こういうありがたい浄霊をいただいていることを感謝し、またそれだけに重大<じゅうだい>な使命<しめい>があることを、自覚<じかく>しなければならないのであります。

 それからまた、この浄霊によって神様をわからしていただくということが、神籍<しんせき>に入<はい>る 第一歩でありまして、そこからさらに、向上の段階があるわけであります。これをまた、 御教えによってさらに上の方へ導いてもらうのでありますが、とにかく、まず神籍に入れるということが、一番の根本問題でありまして、ひとりでも神籍に入れてあげるということが、私どもの、基礎的の仕事でなければならないと思います。