私の鑑として、今日まで、信者のみなさまにもよくお話申し上げたことですが、明主様ご夫妻の気分転換の早いことと申しましょうか、たとえば美術のこと、また日々ご生活上のことで、おふたりのご意見の違ったことなどありまして、盛んにご意見の火花が散るときがございました。
私ども夫婦がどうなることかと、ただただ首を下げておりますと、突然、「ネエ、先生」と、いままでの火花はどこへやら、全然違った話で、とてもなごやかな雰囲気になります。
また、明主様もそれにお答えになって、さきほどまでの話は、もうまったく、どこかへ忘れていらっしゃいます。