私たちが、うんと手柄をたてたつもりで、「明主様、今度こういうようなことができました」と申し上げますと、『それは神様がやられたんだよ』とおっしゃられて、がっかりしてしまうことがあります。
しかし反対に、“申しわけないことをした。これはどうしたらいいか”と思って、ひとり心配してお伺いすると、『そんなこと、神様がやっていられるんだ、心配するなよ』と、まことに愛情あふれるお言葉をいただきました。
このように明主様は、いい気持になったときは、決してうぬぼれさせないようにおっしゃって下さるし、がっかりしているときは、悪くはおっしゃらず、かえって、だめになったという考え方を起こさせないように、いつも導いて下さいました。