明主様からお叱りいただく時は、たいてい、いい気持で伺った時でした。ところが、失意のような状態でお目にかかった時は、決してお叱りがありません。
たとえば、御用が順調に行かない場合、「思うように運びませんで、申しわけありません」とお詫び申し上げますと、『あたりまえだ。神様の方でブレーキがかけてある』というようなお言葉がありますからホッとします。また、こちらが申し上げ難いような固い気持になっていると、ほぐして下さるし、いい気持になっていると、キュツと引き締めて下さるというように、その時その時の心のあり方に応じて、お導きいただきました。