戦時中のことですが、私は群馬県のある町に疎開していたことがあります。
そのころ、前橋には二人の布教師がいましたが、その二人が互いに牽制し合っているのです。
一人は男で、一人は女ですが、そんなわけですから、自然と信者たちのあいだにも、おもしろくないことが起こります。
私はそれを耳にしていたので、明主様にお会いした時、このイキサツをお話して、「どうすればよろしいでしょうか」とお伺いしました。
すると、明主様は、いとも簡単に、『その二人を結婚させればいいんだよ』とおっしゃいました。
私は、なるほどと感心しましたが、その後、二人はめでたく結婚しました。そして、信者さんとも実にうまくいっております。