奉仕者への浄霊

 明主様は、午後五時のニュースの時も、やはりラジオのスイッチを入れられて、浄化中の奉仕者に親しくご浄霊をして下さいます。奉仕者は数分間のご浄霊で、たちまち元気回復、さらに張切って感謝の御用に励むのです。

 このご浄霊のお願いは、浄化気味の者がおりますと、その日のご朝食の折に申し上げておくのですが、それをお願いしただけで苦痛がとれ、楽にさせていただくということは始終でした。まことに、御守護のお願いの電報によって、危篤の病人が起死回生のおかげをいただくのと同じです。

 明主様は、どんなにお忙しく、そしてお疲れであっても、『浄化している者は遠慮なく申し出よ』とおっしゃられ、ご家族、奉仕者の区別なく公平になさいます。そして、浄化中の奉仕者が、明主様のご繁忙を考えてご遠慮申し上げたりすると、『遠慮は罪悪だ。そんなに苦しんでおらずに、なぜ私に頼まないのか』と、むしろお叱りを受けるくらいでした。

 そのくらいですから、奉仕者のうちから急病人が出た場合、その旨を申し上げますと、明主様はお仕事中でも快く、『すぐ連れて来なさい』と、気軽に浄霊をして下さいました。