ですから、今までの仏教の開祖の中で、日のやり方をしたのは、日蓮上人が初めてですから、それで日蓮と言ったのです。それまでは、みんな月の系統の仏様です。そこで日蓮上人が、初めて仏教の中の、日のそり方です。
日は月に含まれているのです。ですから「月」という字は、下を取ると「日」になるのです。そんな様な工合で、それが開教ーー七百年前になるわけです。七百年前に日蓮上人が出たという事は、つまり仏界に日が現われてーー霊界は何段にもなってますが、一番上の方に現われて、それで明治からいよいよ日が現われるわけです。
先に書いてありますが、徳川は素盞嗚尊(すさのおのみこと)の系統だと書いてありますが、素盞嗚尊は月の系統です。
ですから、明治になったという事は、世が明け始めたという事です。それから大正、昭和となっていよいよ現界に日が出るのです。
日が出るという事は、日が生まれるのです。日が生まれるという事は、実がみのるわけです。実が生まれるわけです。
だからちゃんと、神様の方のプログラム通りに動きつつあるという事は、良く分るのです。
「御教え集第14号」 昭和27年9月25日