今までは医者が注射すると、大抵ちょっと良いが、いずれは注射すると直ぐ死んじゃうというのが沢山出来て来る。医者自身が、方法を講ずるのに怖くなって来ますね。それで、何とか方法はないかという様な時代になって来ます。それは楽なものです。
そうなるという事は、こっちがそれだけの組織や準備がすっかり出来ていなければならない。考えてみると、今、どんどんと救われたいと言う人が出来たところで、受けきれないから駄目です。
だから私なんかでも随分ぼかしてますが、本当にメシヤーキリストと言うと、世界中の人が寄って来て仕事が出来ない。『文明の創造』なんか書けない。だから、丁度良い様に神様がやっている。
この次はこうなる。その次はこうなるーーという事は、ちゃんと知らせますから、ちゃんと分っている。神様は、それは旨くやってます。
私は今に世界的の論文を書いて、私はメシヤではない。更に、私の仕事を見て、世界を救うという、メシヤだけの、実際の効果を見てーそうしたらメシヤにしても良いと書く心算りです。
メシヤだけの働きをすれば、メシヤと言っても良いが、最初から、俺は何だ彼だ。と言ったところでしょうがないですからね。和光同塵と言ってね。旨い事を言ったものです。大分近寄って来たですね。
「御垂示録3号」 昭和21年10月05日