『御神業の邪魔になる』

 ある御面会の席上、いろいろ御教えいただいたのですが、明主様は、『忙しいから、きょうはこれくらいにしてくれ』と言われました。私は、「もう少し伺いたいのですが……」と、なおもすがるような気持で申しました。すると明主様は、『私は大事な仕事をしているんだよ。きみひとりのために時間を犠牲にすることは出来ない。きょうも二、三分だと思っていたんだ。それをきみのために延ばしているのだ。これ以上、しつこく私の時間をとると、きみは御神業の邪魔になるよ』と仰せられて、大変恐縮したことがあります。