お側に奉仕しておりますと、よく信者さんから電報や電話で御守護お願いがまいりましたが、そのような場合、取次いだ人はすぐ明主様に、その人の年令、性別、住所、症状などを口頭で申し上げることになっておりました。すると明主様はその場で、『そうか』とおっしゃって、御守護を祈念して下さるわけですが、ある日、電話で来た御守護お願いを、私が受けたのですが、自分で申し上げず、女の奉仕者にお願いし、ました。
ところが、その人はすぐ取次いでくれなかったのでしょう。明主様はいつ電話があったのか、だれが電話を受けたのか、女の人にたずねられ、私をお呼びになられました。
そして、私にそのことをお聞きになったあと、『どうしておまえが受けた電話なのに、人に頼むのか。私の所へお願いに来るのは、よくよくのことだ。これからはどんな場合でも、取次いだ本人が必ず私に言いなさい』ときついご注意でした。