『頑張れ、大丈夫だ』

 明主様のお言葉というのは、その通りになっていくということを、身をもって体験しました話であります。

 終戦の時、私はこのお道で立たせていただきたいと心に決めまして、明主様にそのことを申し上げました。そうしましたら、『いよいよ覚悟したか。いいよ、やりなさい』と、とても喜んで下さいました。

 御用一本で進みましたら、三年ぐらいで自分のものが全部なくなりました。主人は軍人でしたから、敗戦ですでに収入が全然なくなっていたのです。

 そうしましたら、ある時明主様は、『あんた、このごろ生活どうしている?』とおっしゃいました。何もこぼしていないし、泣きごとも言ってなければ、ペソもかいていないのに聞かれたのです。「はい、なんとかやっています」『ウン、頑張れ、大丈夫だ』とおっしゃいました。するとつぎの月からワーッとご浄霊者が増えましたから、明主様はお見通しだなあ、何も言う必要はないと思いました。