朝食

 十数種の日刊新聞を閲覧させてから、明主様は朝食をおとりになります。そして、その食事には、非常にこまかいところまで心をくばっておられました。

 明主様は、“バランスのとれた食生活”ということをよく言われました。たとえば、朝が植物性のもの七割であれば、動物性のものは三割という具合で、そして、夕食はその逆の割合でおとりになるという、非常に合理的な食餌法を守っておられました。

 それには、係の者が、その事前に一応の献立を伺うことになっていて、その際、「これこれの材料がございますが……」と申し上げると、『では、これとこれにしなさい』というふうにおっしゃいます。また明主様は、特にふかしいもが大好物でしたので、毎朝欠かさずそれをお出ししました。

 

明主様のご生活