信仰に呆けてはいけない

人事をつくしてご守護を待つ

 信仰に入りますと、非常なおかげをいただきまして、万事うまくやっていただくものですから、ついそれに慣れまして、どんな場合でも、神さまが守ってくださるのだから、どうにかなるだろうといったような依頼心を起しましたり、つぎには …

依頼心を去る

 信仰者には、神さまというたいへん大きな後楯がありますから、おなじ苦労でも苦労にならないのであります。楽な気持でどんなことにもたえていけます。これがご神徳であります。しかし、神さまはどこまでも最後の後楯であって、なんでも …

信仰の合理性

 よく信仰者は惟神とか、神さまにお任せするという言葉を使って、人事をつくさないさきに、神さまに押しつけようとするずるいくせがありますが、これでは神さまは横を向いておられます。こういう人は、ちょっと行詰っても、自分の努力の …

不動の信仰をうるための修養

 入信すれば、もはや一人まえの信者であると考えるのは早計であります。入信とは、信仰初等科への入学手続きがすんだにすぎないのでありまして、それからあと信者としての信仰を身につけていくことが肝心なのであります。まず信仰者とし …

常識を養う努力

 人間は考える葦ともいわれ、読書の習慣を身につけることが大切と思います。明主さまもご病弱なお若いころは、読書によってなぐさめられ、独学されたとうけたまわっておりました。信者のみなさまは外分(体的)の修業とともに、御教書拝 …