たまのいずみ信仰編

信仰の確立するのは行詰ったとき

 普通ご利益といえば、商売が繁昌したり、病気が治ったり、お金が儲かったりすることだと思っておりますが、なるほど、それもたしかにご利益の一部にはちがいありませんが、その反対のご利益もあります。それは、むしろ形のうえからみれ …

陰徳を積む

 人間は、できるだけ奉仕をいとわず、まめまめしく心身を働かせ、時により、物に応じてこれを生かし、あらゆる事物にぶつかり、苦楽辛酸の経験をなめておけば、後日かならずなにかの役に立つのであります。これがいわゆる“行”であって …