信仰上の挿話 【御教えの拝読・実践】

歩くために足はある

 明主様のおっしゃることは、みな御教えです。  私は、いつも車でご浄霊をいただきに行っていましたら、ある日、『あんた、まだ車で来ているのか。家の中でも車で歩いているのか』とのお言葉です。「いいえ」と申し上げますと、『神様 …

素直でないのが一番厄介

 ただ単に、造営だけのことではありませんが、明主様はよく仰せられていました。  『ただ頭の悪いだけなら始末がいいが、変なのは一番厄介だ。たとえば造営にしても、決して私の指図通りにしない。それでやり直させると、今度は逆に間 …

遠慮も罪になる

 御面会のあとのことです。講習(教修)を受けて直後のことでしたが、明主様が、『ご飯を食べてゆきなさい』と私におっしゃいました。私は世間的に、一応ご遠慮申し上げました。  すると、『わたしが食べてゆけということは、体裁や何 …

言われた通り素直にやれ

 ある日、碧雲荘で明主様は、植木屋に、『木を伐れ』と言われました。  ところが、専門家だけに、明主様の言われる通りに、ブスブスと乱暴には伐れないのです。  そこで明主様は奉仕者に、『おまえ、伐れ』と言われます。  その奉 …

御教え通りにさせていただくには浄まるのが先決

 明主様は、『ちょうどいいということは一番簡単だ。中道を行くということは簡単だ』とおっしゃられますが、私たちにはそれが一番難かしいことなのです。  それで、いろいろ考えさせていただいて思いましたのですが、だんだん修業をさ …

思っているだけではだめ

 箱根美術館に奉仕していて、台風の接近した時のことです。  明主様が『台風の予報はまだか』とお問いになりました。  Tさんが、「いま、お知らせしようかと思っていました」と申し上げてお知らせすると、あとで明主様は、『思って …

『夜中になってもいいから来い』

 終戦後まもなくのころの御面会は、列車も窓から乗らなくてはならないような状態でしたので、あまりにひどい浄化の時は、御面会をご遠慮して、行かないことがありました。必ず御面会のたびに伺っていたのですが、浄化の強い時は、行かな …

『夜中に叩き起こしてでも来なさい』

  明主様は私に、『いつでも来なさい。夜中に、私を叩き起こしてでも相談に来なさい。しかし、面会日の一日 (資格者の参拝日)に来ないようではだめですよ。その一日に来さえすれば、あとはいつ来てもいい』とよく言われました。