【参拝と想念】

想念ひとつで味まで変わる

 明主様は、東京銀座のトリコロールという店の、シュークリームがお好きだ、と聞いてから、私はいつも、その店のものをお届けするようにしていました。  あるとき、いつもお使いをする人の都合で、別の人が代わってお届けしたことがあ …

技術だけではだめ、想念が大切

 私が、明主様の召上がる鮎をお焼きする役目を仰せつかっておりましたころ、いつも私は鮎を焼きながら思うんです。焼き方そのものでなく、焼く時の自分の想念が大事だ──ということです。  ご参拝の日など、窓から親戚の者の顔でも見 …

作る人間の想念が問題

私は大工ですから、明主様はいろんなものを作るよう、よくお命じになられました。ところが、出来上がってお届けしましても、明主様はお使いにならないことがあるのです。  その後、また同じ品物を作らせていただき、お届けしますと、今 …

献金の額より誠が大切

 ある時、特別な金がはいりましたので、私の先生を通じて献金をさせていただきました。いまの金額にすれば、相当多額のものだったのです。その献金の御奉仕から、先生が私を連れて明主様のところへお伺いするからと言われ、宝山荘に連れ …

勇気をもって御教えに従え

 私の先生が帰幽された時、明主様にお目にかかって、「先生が亡くなり、私の教会もまだ小さく、金銭の御奉仕も十分に出来ず、申しわけのないことでございます。今後はどんな心持ちで進んだらよろしゅうございましょうか」と申し上げまし …

一業に専念すれば神様も喜ぶ

 昭和十九年、入信とほとんど同時に、応召の赤紙が来ましたが、どういうものか、即日帰郷を命ぜられ、ホッといたしました。  そのお礼を申し上げるため、教会長さんに連れられて明主様の所へ伺いました。私は以前から教会長さんから専 …