【参拝と想念】

神様を待たすと霊界が狂う

 いつか、明主様が箱根にいらっしゃる時でしたが、嵐のため登山電車が不通になっていることをラジオで知り、御面会を中止したことがありますが、その時、(あとで知ったことですが)明主様は私のために、『五分間待とう』と御面会を延ば …

参拝第一、雨が降っても風が吹いても

 宝山荘での、ある御面会の時のことです。  大雨の日で、いつもは十人近くの御面会者があるのに、その日は五人くらいでした。  明主様は、『こういう大雨だから、来る人が少ないが、こういう日は、神様はよい話をして下さるものだ』 …

万難を排して参拝するのが信者

 ある参拝日(観山亭の記憶があるから、たしか六月ごろでした)に、極端に参拝者が少なかったことがありました。  ご参拝も終わり、明主様のお出ましをいただくため、ご案内申し上げに行きました。  早速参拝人員をご報告したのです …

面会の途中で寄り道するとは

 ある日、御面会の席で、私はちょっと口をすべらし、「いま、途中で友人のところへ寄ってきました」と言ってしまいました。  明主様は、『面会もひとつの経綸だよ。その大事な時に、寄り道などしてはならない』とおっしゃいました。 …

お言葉通りに廻り道

 昭和二十三年九月の、たしか十五、十六の両日でしたか、大変な台風のために、宇都宮から東京に出る鉄道線路は、寸断されて不通になっていました。  明主様に御面会いただくべく、交通公社に相談しましたが、もちろんだめです。ただ逆 …

祈れば苦しみも軽くなる

 明主様のおそばで奉仕していた私は、ときどき霊に苦しめられることがありました。それである時、このことを明主様に申し上げますと、『そういう時は、わたしのことを思いなさい。そうすれば苦しみも軽くなるよ』とおっしゃって下さいま …

殺人剣、活人刀も想念から

 ある御面会の日に、正宗の名刀と村正の名刀の違いを、ご質問申し上げた人がありました。  「どちらも名刀でありますが、刀としては正宗の方が上とされていますが、主として守り刀として用いられ、“人を斬る方は、村正の方がよく切れ …

『わたしの粗相はおまえの想念からだ』

 明主様は、たいてい深更二時になると、たとえ口述筆記が途中であっても、『きょうはこのくらいにしておこう』とおっしゃって、お寝みになるのが日課でありましたが、ある日のこと、その日わたくしは、朝より浄化気味であったので、“き …

想念で神業の邪魔をする

 『人間の想念は神様に直通している』との御教えをいただいておりますが、明主様は、私どもの想念までも、全くお見通しになっていらっしゃるのだ、ということも、しばしば体験させていただいております。  ある日のご揮毫の際も、私が …

人の想念を神様は先にご存じ

 昭和二十八年のある月、高知県、広島県の方へ布教に出張中、脳天が浄化して苦しいので、このつぎ明主様にご浄霊いただく時は、特に脳天をお願いしようと、四、五日前より祈りつつお伺いしました。  ところが、ご浄霊をいただくため、 …