講話

教集19 昭和二十八年二月二十五日(1) 

 自然栽培の報告がたくさん集まったので、今度「特集号」を作ろうと思ってます。だいたいのことはいままでにいくども説明してありますが、まだいくらか肥料迷信がぬけきれないというわけです。ちょうど作物の肥料がぬけきれないように、 …

教集19 昭和二十八年二月二十五日(2) 

▽前節から続く▽  (御論文『自然農法解説』〔序文〕朗読)〔「著述篇」第一一巻八六-八七頁〕  これは小冊子に作って、できるだけ多くの人に見せようというわけです。『地上天国』の半分の大きさで一五〇頁くらいにして、できるだ …

教集19 昭和二十八年二月二十六日(1) 

 自然栽培の報告が集まりましたが、やっぱりだんだん良くなってきて、今年の成績をすっかり集めてみると、もうなにも心配のない成績が確実に現われたわけです。特に昨日来た佐渡の報告ですが、それはまた非常に良いのです。最初の年から …

教集19 昭和二十八年二月二十六日(2) 

▽前節から続く▽  そういうようで自然栽培というものは、ひとり日本ばかりでなく、他国の間違ったことも救うことになるのです。そういうようなわけで、今度はできるだけ早く日本を救わなければならないというので、「自然農法普及会」 …

教集19 昭和二十八年二月二十七日(1) 

 自然栽培の昨年の報告がだいたい集まったので、今度「特集号」を発行します。一昨年、昨年も「特集号」を発行して、今年で三回目ですが、理論はたいていいままでに発表してありますから、いままで発表しないようなことで、今度の報告を …

教集19 昭和二十八年二月二十七日(2) 

▽前節から続く▽  病気のほうは厄介ですが、自然農法のほうは割合簡単に成功すると思うのです。医学のほうもいずれはこうなるでしょうが、そうなればたいしたものです。それで自然農法の発見は、そのお蔭は日本ばかりではないのです。 …

教集19 昭和二十八年三月五日(1) 

 スターリンが危ないという外電がありましたが、どうせ脳溢血のそうとう重いので、ロレツがまわらないのだから、あるいはもう死んでいるかもしれません。脳溢血で一番重いのはロレツがまわらないのです。これは重いのです。ごく重いのは …

教集19 昭和二十八年三月五日(2) 

▽前節から続く▽  日本の政界での、吉田さんの「馬鹿野郎」問題ですが、よほど頭がどうかしていると見えます。あれは男らしくありません。「まったく間違っていた」と責任を負って辞職すればいいのです。そうするとずっと形がいいので …

教集19 昭和二十八年三月五日(3) 

▽前節から続く▽  それから『アメリカを救う』の本も予想どおり非常に良く売れるのです。いまもって売れているそうです。ですからベストセラーになるでしょう。この次は『結核信仰療法』を出そうと思ってます。これもずいぶん売れるだ …

教集19 昭和二十八年三月六日(1) 

 いま臨時ニュースがありましたが、スターリンは今朝、死んだそうです。あとはどうなるかということは、これは世界中の人が関心を持っている問題ですが、去年ですか二四人の幹部をつくり、大きな問題は幹部会議にかけるということをスタ …