講話

教集18 昭和二十八年一月七日(2)

▽前節から続く▽  それからだんだん浄化が強くなるために、信者の人は非常に浄化が強いのですが、これが一般になってくると、それこそたいへんなのです。それを世の中の人にできるだけ早く知らせようと思って、今度『アメリカを救う』 …

教集18 昭和二十八年一月七日(3)

 いまここに書いているほかのことは、悪の発生ですが、これはキリスト教のほうなどでは、『旧約聖書』の創世記にある「エデンの園におけるアダムとイブが禁断の木の実を食べた。それで禁断の木の実を食べると悪が発生する」と書いてあり …

教集18 昭和二十八年一月七日(4)

▽前節から続く▽  そこで悪の世界というものは薬がつくったものです。無論いま読んだのは、薬が不幸をつくるというのですが、不幸というのは悪のためですから、人間界から悪をとれば不幸というものはなくなってしまいます。だから病気 …

教集18 昭和二十八年一月七日(5)

▽前節から続く▽  私は昨日から歯が痛くて少し腫れてますが、これは歯の肉に固まりがあって、それが溶けてきたのです。この歯の薬の固まりですが、この薬が今年で三七年になります。三七年たっても、いまもってなくならないというのは …

教集18 昭和二十八年一月十五日(1)

 社会的にそうとう立派なある人が、この間の判決をみて「なぜ控訴しないか」と言うのです。それで私は「控訴してもどうせ勝てるわけではないし、勝ったとしたところで、たいしたおもしろ味がないから止した。私はもっと大きく仇を討って …

教集18 昭和二十八年一月十五日(2)

▽前節から続く▽  それからもう一つは、これも有名な話ですが、当時たいへん有名な坊さんで白隠禅師という人がいました。ところでその当時のそうとうな商人の娘が妊娠したのです。それで娘は、本当のことを言うと親がなんと言うか分か …

教集18 昭和二十八年一月十五日(3)

▽前節から続く▽  ですから人間はごく酷い目に遭わされたときには黙っているのです。そうしてこっちが偉くなればいいのです。そうすれば相手は「こんなたいした人をあんな酷い目に遭わして、自分はなんたる愚かだったか、実に申し訳な …

教集18 昭和二十八年一月十五日(4)

▽前節から続く▽  それから今度出版した『アメリカを救う』の本は、まだ徹底してないのです。ですからあれを読んだ人は必ずもっと徹底したものを読みたくなるのは当然ですから、そこでそのためばかりではなく私は前から、最後には医学 …

教集18 昭和二十八年一月十六日(1)

 いま非常に風邪がはやってますが、私も四、五日前から風邪を引いて一晩かなり苦しみました。今度の私の風邪は非常に水っ洟になるのです。どこから出たかというと、頭全体に薬毒が残っているのですが、これは前の歯の薬です。三七年前に …

教集18 昭和二十八年一月十六日(2)

▽前節から続く▽  それからこれはおかしな話ですが、ある偉い人が「この間の裁判の判決で控訴しませんか」と言うから「控訴はしない」と言ったのです。すると「控訴したほうがいいではありませんか」と言うのですが、「控訴しても、先 …