講話

昭和二十八年三月一日 垂録18 (1)

 昨夜論文を書いたのですが、つまり新宗教というのは、救世教以外には一つもないということです。新宗教といえば新しいところがなくてはならないのです。ところが世間にたくさんできている新宗教で新しいものはなにもないのです。古い宗 …

昭和二十八年三月一日 垂録18 (2)

〔 質問者 〕明主様御礼申し上げます。このたび明主様より「自然農法普及会」に関しましての御構想と御垂示をいただきまして、本部といたしましてもいろいろ考えましたが、まだ細かい点はできておりません。大綱をたてまして、本日各地 …

昭和二十八年三月一日 垂録18 (3)

〔 質問者 〕信徒の子供で、学校に上がるにつきまして、どうしても種痘をしなければなりませんが、いかがいたしましたらよろしいでしょうか。 【 明主様 】それは私は以前から、逃れられないときには種痘をやってもいいということは …

昭和二十八年三月一日 垂録18 (4)

〔 質問者 〕最近「浄霊に力を入れるな」というお言葉をいただきましていろいろ考えますが、日本人には変な癖がございまして、突貫精神という一つの迷信があり、メシヤ会館の御奉仕にしましても、今度はどうしてもぜひ頑張らなければな …

昭和二十八年三月一日 垂録18 (5)

〔 質問者 〕名古屋のほうの天理教の教会では、一〇〇〇人以上の勤労奉仕者が集まって第三次戦争のための防空壕を作っているそうでございます。宗教家として解釈に苦しむことでございます。 【 明主様 】それは、大いに先見の明あり …

昭和二十八年三月一日 垂録18 (6)

〔 質問者 〕いま富士山の頂上の帰属問題があってますが、なにか霊的の関係がございましょうか。 【 明主様 】たいしたことはありません。どっちでもいいのです。どっちになっても、別に富士山に変わりはありません。だから日本の富 …

昭和二十八年三月一日 垂録18 (7)

〔 質問者 〕『東京日日』に四国の剣山にイスラエルの遺蹟があるとのことが興味のあるように出ておりましたが、いかがなものでございましょうか。 【 明主様 】おもしろいですが、虚虚実実で、本当のところと嘘のところがあります。 …

昭和二十八年 四月一日 垂録19(1)

【 明主様 】「乾山代々を偲ぶ会」というのを一四日から三越でやります。品物を借りに、いろいろ目録を書いてきたのです。「乾山代々を偲ぶ会」というのですから、やっぱり光琳、光悦、宗達というのでしょうが、ほうぼうから一点か二点 …

昭和二十八年 四月一日 垂録19 (2)

〔 質問者 〕まだ『アメリカを救う』と『結核信仰療法』での反響はございませんでしょうか。   〔 質問者 〕今日の『朝日新聞』の学芸欄に「神経科から見た世相」ということで「薬毒と称する噴飯に価する幼稚な学理をもって医学を …

昭和二十八年 四月一日 垂録19 (3)

〔 質問者 〕シラコはなにか罪であるということはお伺いしておりますが、これはなんの因縁でございましょうか。 【 明主様 】たしか、なにかの質問で答えたことがありますが、シラコは白蛇の生まれ変わりです。白龍です。それがまだ …