昭和二十七年七月十五日 『御教え集』十一号(7)
六月一七日 ちょうど、今日が祝典の三日目で、お天気都合も割合、入梅中としては上等のほうで結構と思います。 美術館もあの通りすっかりできまして……あとでゆっくり見てもらおうと思いますが、期日に間に合わせようと思って急い …
昭和二十七年七月十五日 『御教え集』十一号(8)
六月二五日 御教え 今日、美術館はみんな見られたんでしょう。だんだん整ってきたから、最初よりも良いつもりです。この間、博物館長の浅野侯爵が来て見て、よくこんなに良いものを蒐められた、と言って驚いてました。道具屋なんかも、 …
昭和二十七年七月十五日 『御教え集』十一号(9)
六月二六日 御教え 昨夜の映画で、博物館のがあったんですが、これは理研の文化映画なんです。博物館のはほとんど仏像です。それから、あとは奈良が主で京都あたりのお寺、桂の離宮とか……古美術的なものです。そういう映画で、これは …
昭和二十七年七月十五日 『御教え集』十一号(10)
六月二七日 御教え 美術館は見らるる通りだんだん整ってきつつありますけれども、だいぶ上層方面に評判になったような話をよく聞くんです。神様は一番……インテリから上層階級の人たちを救うには、ふつうではなかなか接近してこないん …
昭和二十七年八月一五日 『御教え集』十二号 (1)
七月五日 御教え いつも美術館のお話をしますが、まだ霊的の話をしてないから、いまからします。神様の根本の目的は、神仙郷の霊界……これが特別に霊界が光っているわけです。そこでふつうの人が美術館を観にくるとすると浄められるの …
昭和二十七年八月一五日 『御教え集』十二号 (2)
七月六日 御教え 美術館について、霊的の意味があるのでそれをお話します。 神様の話を聞いて解らないのは、やっぱり副守護神が邪魔しているのです。だから本当に解らない人は少ないのです。解っていて分からない人が多いのです。立 …
昭和二十七年八月一五日 『御教え集』十二号 (3)
七月七日 御教え 美術館について、いままで話しなかったが、これを霊的に言うと、いまの偉い人たちは宗教というものに触れるのを嫌う人が多いのです。とにかく触れようとしないのです。ところが美術館ができたので、それはもう見たいで …
昭和二十七年八月一五日 『御教え集』十二号 (4)
七月一五日 御教え 美術館やいろんなことで『文明の創造』を書き始めていたのが遅れたので、早くこしらえてしまおうと思ってまた書き始めたのです。根本的のことを書いたのです。つまりいままでは本当の文明ではない。本当の文明という …
昭和二十七年八月一五日 『御教え集』十二号 (5)
七月一六日 御教え いままで結核問題のほうが、美術館やなにかで、『文明の創造』も書きかけになっていたが、やっと暇ができたので……暇ができたというより、気持ちがゆったりしたのでまた書き始めたのです。それについて書き方をいく …
昭和二十七年八月一五日 『御教え集』十二号 (5)
七月一七日 御教え 美術館もいつの間にかできたので、『文明の創造』は先にだいたいできてましたが、また悪い所は直して完全なものにしようと思って書き始めたのです。それについて、書けた分を少しいま読ませてみます。 (御綸文「文 …