講話

昭和二十三年八月二十八日 御講話(15) 光録(補)

 〔 質問者 〕御浄化を軽くすませていただくため、御軸に祝詞を奏上する場合「五六七大御神」と「幽世大御神」といずれを申し上げるべきでしょうか。  御軸には「五六七大御神」が本当です。ただ憑霊の病人の場合だけ「幽世大神」で …

昭和二十三年八月二十八日 御講話(2) 光録(補)

〔 質問者 〕弟子の御浄めしている重病人の住所姓名病状などを毎朝定時にお観音様に言霊で奏上し、御守護をお願いしてもよろしいでしょうか。  これは勿論で一種の遠隔的意味になる。その場合あまりくどくどしく言わずにあっさり言う …

昭和二十三年八月二十八日 御講話(3) 光録(補)

 〔 質問者 〕龍神系の婦人は結婚せぬほうがよろしいとのお言葉でしたが、龍神系か否かはどういう点で判断いたしたらよろしいでしょうか。  結婚の話が出て順調に進めば龍神ではない。龍神ならいっぽうが病気になったり、男が死んだ …

昭和二十三年八月二十八日 御講話(4) 光録(補)

 〔 質問者 〕憑依している龍神が浮かぶことはありましょうか。  少ないです。まれですね。よく浮いてきてしゃべるのは狐です。男の人が龍神系か否かは判ります。こうやってみんなを見ていてもよく判ります。それから水を非常に飲み …

昭和二十三年八月二十八日 御講話(6) 光録(補)

 〔 質問者 〕お道に関し我の強いのは龍神系でしょうか。  ええ、龍神、天狗は我が強いです。今度本にも書いたのですが苦しみというのは我と執着があるからであって、これは本当ではない。我とは主観のことで、自分の思っていること …

昭和二十三年八月二十八日 御講話(7) 光録(補)

 〔 質問者 〕智慧は神様から教えていただけるものと考えてよろしいでしょうか。  そうです。ところが自分の我があるとそれをふさいでしまっていただけないのです。ですから素直になることです。世間には自分より偉い人の言葉はよく …

昭和二十三年八月二十八日 御講話(8) 光録(補)

 〔 質問者 〕「果報は寝て待て」とのありがたいお言葉をいただいておりますが、難関にぶつかったときいかに考えたらよいでしょうか。イ最善の努力が払われなかったか。ロ神様が止め給うたのか。ハ邪神が邪魔しているのか。ニ時期でな …

昭和二十三年八月二十八日 御講話(9) 光録(補)

 〔 質問者 〕例えば弟子の教導所が不振であるというふうなことは……  私だって昔はそうだったんです。いくら待ってもお客さんが来ない。いろいろ考えたが一番は時機が来ないこと、それから誠、智慧が足らないことなどいろいろあり …

昭和二十三年八月二十八日 御講話(11) 光録(補)

 〔 質問者 〕腐った世のため正しい人まで苦しんでいるのはなぜでしょうか。  いやそれは正しくないのです。本当に正しい人は苦しむことなどないのです。本にも書いたように、悪人が改心して死ぬとき、二度と悪いことはすまいとの想 …