講話

昭和二十三年五月二十八日 御講話(1) 光録(補)

 〔 質問者 〕女権尊重の叫ばれる今日、離婚ということについて…… 【 明主様 】今度『信仰雑話』という本を発行するので私も「夫婦の道」について少し論文を書いてみたんですが、いままでの信仰はいろいろと間違ったまま続いてき …

昭和二十三年五月二十八日 御講話(3) 光録(補)

〔 質問者 〕再婚とかあるいは過去における夫または妻の不倫は許されるものでしょうか。 【 明主様 】されます。妻の不倫といってもこれを霊的に言えば、夫もまた同じく不倫なことが多いのです。主人は品行方正にしてしかもなお妻が …

昭和二十三年五月二十八日 御講話(4) 光録(補)

〔 質問者 〕主神が悪との戦いにおいて苦心なさっておいでになるのはいかなるわけでしょうか。 【 明主様 】苦心してられるのは主神ではない。なぜなら主神は善悪の両方をお作りになったのだから。そして人間が未開のときは争い事を …

昭和二十三年五月二十八日 御講話(5) 光録(補)

 〔 質問者 〕五年前に死んだ子に講習を受けさせたいと存じますが。 【 明主様 】これはもっと自分に講習したほうがよいわけだ。まだ本当に判っていない。死んだ人を始終思うことは霊に対してたいへん悪い。早く忘れたほうが霊は喜 …

昭和二十三年五月二十八日 御講話(6) 光録(補)

 〔 質問者 〕船の中へ御屏風をお祀りするのはいかがでしょうか。  船の中へ祀るのはいけない。船の親方が、御光をいただけば船全体が守られる。田圃なんかでも、それを持っている人(支配権のある人)が御光をいただけばそれから光 …

昭和二十三年五月二十八日 御講話(7) 光録(補)

 先の治療時代の講習と、最近宗教になってからのとは違うから、再講習をしてもよろしい。はっきり筋の通った理由のある場合は再講習してかまわない。  弟子に対して絶対服従を強いてはいけない。それでは以前の軍国主義と一緒になって …

昭和二十三年五月二十八日 御講話(7) 光録(補)

 〔 質問者 〕講習生が判らないときは……  時を待つのがよい。人間が判らせるのではない。人が人を悟らせるとか、あるいは裁くとかいうことは僭上の沙汰です。判るように言うべきことだけ言って、あとはその人の自由に任せたらいい …

昭和二十三年六月八日 御講話(1) 光録(補)

〔 質問者 〕「霊体の曇りが局所において毒素となる」との御教えをいただいておりますが、想念や行為の不道徳がそのような毒素となる場合は三毒以外の毒となるのでしょうか。  毒はそれぞれみんな違うがたいした違いはないのです。同 …

昭和二十三年六月八日 御講話(2) 光録(補)

 〔 質問者 〕人が死んで霊界に帰った場合、その人の副守護神は離脱するものか否か、もし離脱すればその霊魂は善のみとなり従って霊界も悪がなく善のみと存じますが。  ふつう副霊は霊界へついてくる。霊界でその霊が改心すればなお …

昭和二十三年六月八日 御講話(3) 光録(補)

 〔 質問者 〕(一)神様の三方宝は塗り物でもよろしいでしょうか。 (二)法事に坊さんを頼むのは通常何回忌までがよろしいでしょうか。 (三)再婚はしてもよろしいでしょうか。 【 明主様 】 (一)神様のは白木が本当です。 …