講話

昭和十年七月十一日 御講話

 ただいま宝島さんから非常に参考になるお話がありましたが、この天理教がそういうふうになった根本は神様のほうの原因がある。以前は病気も治りたいへんいい教えであったものが、どうしてそうなったか。これは天理教に限らぬ。あらゆる …

昭和十年八月一日 御講話

 紫苑会文芸は忙しいため、毎月の会は二、三月前にやめたんですが、出す方が非常に少ないんで、雑誌を発行するだけの歌が集まらぬから、当分紫苑会は休会いたします。そういうことに骨を折るほどの余裕がない。いずれ将来文芸の講座をす …

昭和十年八月十一日  御講話

 ただいまの東さんの話と清水さんの話との解決をつけなければならないことになったのでありますが、いま東さんが出られようとしたのを止めたんですが、たぶんこれからしゃべることをお聞きになったならば、出られる必要はないだろうと思 …

昭和十年八月二十一日 御講話

いろいろ御神徳談がありまして、たいへんおもしろく聞いたんですが、いままでの宗教はそうとう奇蹟や御神徳はあった。あったからしてそうとうの発展をしたんであります。ところが、その教祖とか開祖とかいうものが、在世中はそうとうの奇 …

昭和十年九月一日 御講話

ある年寄りの婦人ですが、夜中に目がさめて枕元を見たら鏡が置いてある。だれが置いたのかなと、フト手にとってみると、中の御守りだったのです。その人は少し具合が悪いと、中の御守りをかけ、寝るときはいつも枕元へ置く。で、その枕元 …

昭和十年九月十一日 御講話

 お話の前に、お知らせすることがあります。それをお話いたします。  ご承知の通りだんだん進展してきますと、本部ができなければならないんでありまして、ご承知の通り、この家が仮本部となっております。そして、今年の一月元旦から …

昭和十年九月二十一日 御講話

最近の講話会の晩はよく雨が降る。以前はこういうことはほとんどなかった。これはたいへんおもしろいことで、だんだん信者が増えたんで、お天気ですと入りきれなくなるから、調節してくれるものと思います。それで雨だとちょうどいっぱい …

昭和十年十月六日 御講話

 かねてお話をしておりました玉川のほうへ、滞りなく一日に移転いたしまして、いまも会長さんが言われた通り、十日に初めてのお祭りをすることになりました。これが昭和十年十月十日で、十十十で、これはたいへん意味があるんで、十十十 …

昭和十年十月十一日 御講話

昨日はたいへんにお天気が良くて、ご承知の通り今日はこの通り雨が降った。一日の引っ越しのときはお天気が良かった。二日に雨で、こういう具合に観音様は、天気を自由にされていることがよく判る。天気を自由にするということは絶対力で …

昭和十年十一月一日 御講話

 いま会長さんからお話の通り五日の観音詣りのことでありますが、今度玉川郷ができまして、それと同時に、あちらから初めて来た三十三体のお観音がこちらへお出でになった。それで、ご承知の通り十月十日に最初御開帳されたんですが、そ …