教集18 昭和二十八年一月三日(1)
私は今年のお正月は久しぶりで朗らかです。というのは、去年の正月も一昨年の正月もまだ裁判が決定してなかったので、それが始終胸にかたまりみたいになって、なんだか晴れ晴れしなかったのです。私もこの年になるまで苦しいこともいろ …
教集18 昭和二十八年一月五日(3)
▽前節から続く▽ 『アメリカを救う』という本はできましたが、今度書く本は、今度は日本人を救うというか、そういうような意味で、できるだけ分かりやすく書きます。お蔭話のうちで、私が批評を加えたのがありますが、それが七、八十 …
教集18 昭和二十八年一月六日(4)
▽前節から続く▽ それから注意したいことは、浄霊するのにどうもまだ「一生懸命」にやるきらいがあるのです。この「一生懸命」にやるのが一番いけないのです。「一生懸命」にやると人間の力が加わりますから、できるだけ一生懸命にな …
教集18 昭和二十八年一月七日(1)
最初にちょっと注意したいことは、浄霊のやり方にどうもまだ力がはいるようなのです。その力がはいるというのは「一生懸命」にやるからです。この「一生懸命」がいけないのです。しかも急病とか患者が苦しんでいる場合には早くなおして …
教集18 昭和二十八年一月十五日(1)
社会的にそうとう立派なある人が、この間の判決をみて「なぜ控訴しないか」と言うのです。それで私は「控訴してもどうせ勝てるわけではないし、勝ったとしたところで、たいしたおもしろ味がないから止した。私はもっと大きく仇を討って …
教集18 昭和二十八年一月二十五日(1)
ずいぶん風邪が流行してますが、特に信者の人は溶けやすいから風邪を引きやすいのです。ところでいま風邪を引かない人は、健康でもなんでもないので、つまりよく固まっている人なのです。こういう人のほうが、溶け始めると急激ですから …
教集18 昭和二十八年一月二十六日(2)
いまは浄化がだんだん強くなって、溶けかかるというと、今度はまた反対派のほうでは、溶けないようにできるだけ固めるという工夫を大いにやっているわけです。その一番の現われが、近ごろの肺病の薬です。そこでその浄化を止める薬の毒 …
教集19 昭和二十八年二月五日(6)
▽前節から続く▽ いまの話は戦争のほうですが、今度は病気のほうもだんだん浄化が強くなります。今度の『栄光』に「大恐怖時代来らん」という論文を出しましたが、そういう場面が出てきます。だからこのほうはまた別で、だんだん浄化 …
教集19 昭和二十八年二月十五日(1)
今朝のラジオニュースによると、アメリカが急に朝鮮の大攻撃をやるとか言ってましたが、アイゼンハゥアーはだいぶ急ぐようです。この間のうちは、台湾の中立解除をして国民軍を出そうとしましたが、神様のほうから言うとそれは嘘なので …
教集20 昭和二十八年三月十五日(1)
三月一五日 時局談を少し話します。とうとう吉田内閣も解散になりました。これについてちょっと変に思うのは、吉田という人は年もとっているし、そうとうに世の中の経験もある人ですが、私はよほど前からおかしいと思っていたのです。 …