新日本医術書

新日本医術書 【序論】

 そもそも、医術とは何ぞやと言えば、人間のあらゆる疾患を治癒し、完全なる健康体たらしむるのが、真目的である事は、今更言をまたないところである。故に、真の医術が完成さるるに従い、人間の罹病率は年と共に減るべきであり、又、病 …

新日本医術書 【岡田式指圧療法の原理】

 岡田式指圧療法は、実は指圧療法というのは当らないのであって、浄血療法、又は浄気療法、浄化療法とでも言うのが、適合しているのであるが、指圧療法の名の方が、一般に肯き易いので付したまでである。そもそも、この根本原理は、病気 …

新日本医術書 【日本医術新生の時期】

 彼の明治維新は、鎖国の夢を醒して一大転向を吾等の国にさしたのである。それは言う迄もなく、西洋文化による一切の革新であった。しかもそれは、六拾余年を閲した今日、最早一段落となった事は余りにも瞭かである。であるから、無差別 …

新日本医術書 【本療法と一般指圧療法との比較】

 近来、各所に行われつつある一般指圧療法は、効果も相当にあり、したがって世人の信用も少なくないのであるが、本療法と比較すれば、総てに於て甚しい懸隔があるのである。それは何故であるかというと、一般指圧療法は人体電気即ち、人 …

新日本医術書 【治療方法】

 今、療術を施さんとする時、術者は患者に膝を触るる位接近すべし。先ず初め、拍手を三つ音のせぬ位軽く打ち、観世音菩薩を念じ、左手を患者の右肩へ軽く宛て、患者の頭を少し下げしめ、右手の人差指を以て、その頭脳の中心点へ向って「 …

新日本医術書 【観音力療病とは何ぞや】

 観音力療病という言葉は、開闢(かいびゃく)以来未だ無かった言葉である。それは、観音力療病なる方法が、開闢以来未だ生れなかったからである。それに就て、観音力なるこの力は、如何なるものであるかという事を述べたいのである。即 …

新日本医術書 【病気の根本原因と真の治療】

 そもそも、病気の根本原因とは何か。それは、一言にして言えば精霊の曇である。本来、人体は精霊と肉体から成立っているのであって、肉体ばかりであるならば、それは単に物質でしかないのである。  そうして、精霊の中心に支配者とし …

新日本医術書 【病気の原因と罪穢】

 病気の原因は、汚血及び水膿の溜結であり、その汚血と水膿は精霊の曇の移写であるという事は、既に述べた通りであるが、しからば、その曇は何れから発生流転して来たかというと、それが罪穢なのである。しかして、罪穢にも二種あって、 …

新日本医術書 【食餌の方法と原理】

 今日、食餌の方法として医学で説いている事は、非常に間違っているのである。  その誤りの第一は、食事の時間を決める事である。第二は、食餌の分量を決める事である。  食物の種類により消化時間が一定していない事は、栄営養学者 …

新日本医術書 【消化機能は一大化学者なり】

 輓近(ばんきん)、営養学は大いに進歩した如に見え、又世人もそう信じて居るのであるが、実は進歩処か、飛んでもない方向へ脱線している現状であって、国民保健上、まことに痛歎に堪えないのである。それは、営養と最も関係のある消化 …