講話

昭和二十六年四月二十五日 地天23 「教えの光」(11)

--火葬の骨に五色の斑点ができますと、山形の地方ではこれを「花舎利」と称し、伝説によれば、その霊は天国にゆき再生せず、生前は徳望のあった方だと言っております。  現在私も見ましたが、この霊は六歳で帰幽いたし、その母親は教 …

昭和二十六年四月二十五日 地天23 「教えの光」(12)

--御葬式または法要の場合、僧侶の読経がすんでから善言讃詞を奏上するようとのお言葉でございますが、僧侶の来る前の日に御供養させていただいてよろしいでしょうか。  右お伺い申し上げます。  僧侶のいるときは、善言讃詞は奏げ …

昭和二十六年四月二十五日 地天23 「教えの光」(13)

--仏壇のすぐ上に神棚があるのはよくないでしょうか。仏壇の中に幽世之大神様を御奉斎いたしておるのでございます。  右御開示お願い申し上げます。  無論神様のないほうがよい。神棚は外へ移すべきだ。右質問中の幽世之大神様とは …

昭和二十六年四月二十五日 地天23 「教えの光」(14)

--当年三歳の女の子(Y)生後一〇カ月ごろ脳膜炎を患い当時医療にて固めました。小さいときには気づきませんでしたが、いまは口がきけず耳も聞こえません。頭の働きなどふつうの子供と変わりません。この子の伯父は発狂して死亡してお …

昭和二十六年四月二十五日 地天23 「教えの光」(15)

--私は一九歳のとき、村の方の所へ嫁ぎましたが、夫はすでに梅毒を患っており、私に染るのを恐れて一度も夫婦の交わりをいたしませず、毎日暗い日が続きましたので、堪えられなくなって、八カ月目に夫と姑が無理に頼んで止めるのをふり …

昭和二十六年四月二十五日 地天23 「教えの光」(16)

--私は昭和二五年一二月二日、妻は本年三月三日入信させていただき、現在函館に住居し、青函連絡船の船長として、種々御守護をいただきつつ毎日を送らせていただいている者でございます。  明治以前二〇年くらい前、廃仏騒動と称する …

昭和二十六年五月二十五日 地天24 「教えの光」(1)

--ある信者の家庭にて祖父が「現在の墓地は盆地にて気に入らぬから、自家所有の高地に新しく墓地を作り、祖先の墓地も移転して、私の死後も新墓地に埋葬してくれ。これが私の遺言だ」と常々言っておりますが、墓地の移転はでき得るもの …

昭和二十六年五月二十五日 地天24 「教えの光」(2)

--いまから十五、六年前に分家した亡父が、墓地を求め先祖代々之墓を建てましたが、猫足でございます。猫足はいけないものでございましょうか。また墓石が重いという感じがいたしますが、墓石は小さいのに直したほうがよろしいものでご …

昭和二十六年五月二十五日 地天24 「教えの光」(3)

--私は本年二月八日に妻とともに入信させていただきましたが、大正七年に大本教に入り御神体を受け、古い祖霊より父母まで大本教式にお祀りいたしました。大正一一年からは大本教には関係せず、務めの余暇にもっぱら心霊科学の研究をい …