新日本医術書

新日本医術書 【殺菌か養菌か】

 西洋医学唯一の治病法は殺菌であるとしている。そうして、その殺菌法としては、現在薬剤と光線応用である。しかしながら、いかなる薬剤を以てしても、組織に無影響で殺菌し得る事は、到底不可能である事は瞭かであるが、他の方法が無い …

新日本医術書 【手術】

 西洋医学中に於て、最も効果ありとする外科手術に就て詳説してみよう。専門家も一般世人も、手術に依る療法は、病根を芟除するが故に、その効果は適確であると思っておるのであるが、これは決して完全ではない。実に拙劣極まる療法であ …

新日本医術書 【灸治法】

灸治法には、古来からある艾灸と、近来相当行われている温灸との二種であるが、これ等は、薬剤療法よりは確かに効果はあるのであるが、これも体的が主であるから、完全療法ではなく、一時的の場合が多いのである。かつ人間は造化神が造っ …

新日本医術書 【病気に対する手当は有効乎 】

 病気に対する手当としては、各種の方法がある。まず、氷冷法、罨法、吸入、湿布、芥子泥湿布(からしどろしっぷ)等である。それ等を簡単に説明してみる。  一、氷冷法は最も不可である。高熱といえども氷冷しないに限る。何となれば …

新日本医術書 【観音力療病は何故治る乎】

 古来、病気の原因については、宗教上からも医学上からも種々論議されて、今以て尽くる所がないのである。宗教ではほとんどが罪穢説であり、医学では大体黴菌説である。しかし、医学の黴菌説は、実際から言って疑問の余地が大いに在るの …

新日本医術書 【弱体児童の防止法】

 一ケ月百万人を突破する結核患者と、拾二万人の死亡者を出しつつある肺結核に就て、官民共に汲々たるに係わらず、所期の効果を挙げ得ないばかりか、むしろ増加の傾向さえあるというに至っては、国家の前途に対し、実に寒心の外はないの …

新日本医術書 【内臓の三位一体と心臓の重要性】

 内臓の三位一体とは心臓、肺臓、胃を指していうのである。この機関こそ全内臓中の基本であると言っても可いので、最重要な役目を果しているのである。  今日までのあらゆる医術は、胃と肺臓に関しては相当研究もされ、その活動へ対し …

新日本医術書 【宗教的治病に於る誤謬】

 世間往々、信仰によって病気治しをする場合、非常に誤られ易い重大事がある。そうしてそれを誰もが気が付かないで、今日に至っている事である。それは何であるかというと、信仰で治そうと思いつつ、実は自己の力に頼りつつあるその事で …

新日本医術書 【健康協会会員の天寿は九拾歳を越えん】

 そもそも日本人本来の天寿は幾つかと言えば、百弐拾歳である。これは如何なる根拠から出たかと言う事を解り易く説いてみる。人間は天地の縮図であり、小宇宙である。又、日本国は地球の雛型になっているのであり、日本の気候は、四季が …

新日本医術書 【霊と血と正しき信仰】

 そもそも、人体の構成元原素を大別すれば二種の原素から成立っている。それは精霊と肉体とである。然るに、今日迄の科学は、肉体あるを知って精霊あるを知らなかったから、半分だけの認識であったのである。それは、科学が進歩したと謂 …