岡田先生療術下(三) 【肝臓病と胆臓病】
胆臓は胆嚢ともいい、肝臓に包まれているもので、昔から肝腎要めといって、肝臓と腎臓は大切なものになっております。この外に、脾臓、膵臓などがありますが、これは病気にあまり関係がないから、省略する事と致します。 丁度胆臓を …
岡田先生療術下(四) 【腎臓疾患】
腎臓というものは「物を洗う水の働き」をするものであります。 それで、心臓が熱を吸収して毒素を燃焼すると灰が出来るから、その灰の如なものを水で洗って流す。--それが腎臓の役目であります。ですから、毒物に中ると、非常に下 …
岡田先生療術下(四) 【腸疾患】
腸疾患で一番多いのは盲腸炎であります。 盲腸炎は、本療法では実に容易に治るのであります。 場所は丁度、臍の一、二寸下から右の方へ寄った所で、医学で謂う虫様突起部で、これへ膿が急激に集溜するのであります。 症状は、 …
岡田先生療術下(四) 【膀胱結核】
この病気の症状としては、排尿時の前後、激痛を伴い、普通必ず多少の出血を見るのであります。 原因としては二種あります。 一つは、腎臓結核が移行したものと、一つは、膀胱自体に発生したものとであります。第一は、腎臓の説明 …
岡田先生療術下(四) 【梅毒】
この病気の原因及び症状は、不純の性交後一週乃至三週位にして、亀頭下に豆状の固結(疳瘡)を生ずるのであります。 梅毒に於けるそれは、無痛であるのと、硬結性が特徴であります。そうしてあくまで進行性で、次で、横痃を発生しま …
岡田先生療術下(四) 【軟性下疳】
この病は、梅毒と似てはおりますが、全然異って善性であります。 症状は、不純な性交後二、三日にして疳瘡を発生し、次に横痃(おうげん)を発生するのでありますが、それだけで、それ以上に進行しないのが特色でありますから、梅毒 …
岡田先生療術下(四) 【淋病】
この病気は、不純な性交後二、三日位経て、尿道に不快を感ずるのであります。最初はムズ痒く、次は、排尿の際痛みを感じ、尚進んで耐えられぬ激痛を感ずるもので、相当の発熱もあります。そうして、悪化するに従い、盛んに白色の膿が尿 …
岡田先生療術下(四) 【摂護腺炎】
この病気は、淋毒が尿道の深部へ深部へと移行し、終に摂護腺の粘膜を犯すので、症状としては、患部の痛み、排尿時の痛み及び発熱等であります。 治療法は、淋病と同一でありますが、触指は有効であります。 この病気は、治癒迄に …
岡田先生療術下(四) 【摂護腺炎】
この病気は、淋毒が尿道の深部へ深部へと移行し、終に摂護腺の粘膜を犯すので、症状としては、患部の痛み、排尿時の痛み及び発熱等であります。 治療法は、淋病と同一でありますが、触指は有効であります。 この病気は、治癒迄に …
岡田先生療術下(四) 【睾丸炎】
この病気は、摂護腺炎が進行して、終に睾丸を犯すのであります。 症状としては、睾丸の激痛、腫れ、発熱等で、一方の睾丸だけの事もあり、複睾丸炎即ち左右両方の場合もあります。 本療法によれば、割合治癒し易いので、短時日に …