岡田先生療術上(一) 【(一)日本式医術】
本療法は「指圧療法」という事になっていますが、別な言葉でいえば「霊医術」又は「日本式治療法」又は「浄血療法」とも言えるのであります。 何故そういう医術が生れたか--という事からお話致します。其前先ず、今日の重なる医術 …
岡田先生療術上(一) 【(二)人間の造主】
茲で「造主」としての人間に就てお話致しますが-- 抑々、人間なるものは、誰が造ったのでありましょうか-- 宗教的に言えば「造物主」とか「神様」とかいう事になっておりますが、それは余りに古い事で、想像の範囲を超えてお …
岡田先生療術上(一) 【(三)生命の真相】
魂が「生命の根源」であるのは誰も知る処であります。抑々「生命」なるものは何ぞや--といえば「神が人間に命令を下される」それを、「生命」というのであります。 生という字は「主」という字の右の肩に「ノ」を書くので「主神」 …
岡田先生療術上(一) 【(四)神性と獣性】
元来、人間なるものは「神性と獣性」両方面を具備しているもので、向上すれば「神」となり、堕落すれば「獣」となるのであります。 そして、神に祀られる人は、行正しく生ながら神性になった人であります。 例えば、人間の善悪の …
岡田先生療術上(一) 【(五)人体の構成】
人体の構成はヤハリ「火、水、土」の三元原素から成っております。 地 土……筋、骨、肉、皮--等に相応する 月 水……血液、漿液等(水分は人間の身体の約七割に当るという) 日 火……精霊体 血液は、赤血と白血とに …
岡田先生療術上(一) 【(六)内臓の三位一体】
次に、胃と肺と心臓との関係を検討してみますと-- 今日迄のあらゆる医術では「月と土」に相応する関係上「胃と肺」に関しては、相当に研究されて来たが『心臓』の事は、あまり徹底されなかったようであります。 今日迄の解釈で …
岡田先生療術上(二) 【病気発生の原因】
前述の如く、本療法は実に霊医術であり、特に「心臓医学」とも謂うべきもので、心臓が根本になるんであります。そして前にも、お話致した通り、病気が発生するというのは霊的原因としては、自己の邪念や不純行為により、魂に曇を生ずる …
岡田先生療術上(二) 【病原の解釈】
「病原の本体」というと『病気の原因と病気現象一切』をひっくるめていうのですが、それに就て、今日行われている種々の解釈を述べてみましょう。 まず西洋医学の方では、大体『細胞の衰弱説』であります。 何故、細胞が衰弱する …
岡田先生療術上(二) 【病気は浄化作用】
まず人体なるものは、いかなる要素によって成立しているものであるか--というと、人体は物質ばかりではないので「精霊と物質(肉体)との二元素の密着不離の関係」によって生を営んでいるのであります。 図に表わしてみましょう。 …
岡田先生療術上(二) 【風邪】
それで、霊体が始終浄化作用をされるに従って、その曇即ち毒素が、何れかの部分に集注されて体外へ排除されようとする。それでその「毒素の集注個所」は一定しておりませんが大部分は「頚部」へ集るのであります。 何故、頚部付近へ …