二十一世紀の御教えに遅れるな

 箱根美術館の開館当初は、何かとお仕事も多かったのですが、明主様は実にスピーディーにつぎつぎご処理になられ、かえって私どもの方が、遅れてまごまごしてしまうことが何回かありました。

 ある日も、私のご報告申し上げますのがおそくなってしまいました時、『救世教は二十一世紀だけれども、あんたはまだ桃山時代だ。簡単に、一分か二分かですんでしまうような報告を、のろのろしている』とお叱りいただいたこともありました。