昭和28年エピソード

正邪の戦い

 これは誰も知っている事だが、昔から宗教というものは、いつの時代でも初めどこか普通人と違ったところのある人間が、一念発起と共に世を救わんとの願望から一宗一派を立て、教義を作り、相当人助けをしてる内、ようやく世間から認めら …

御守から出る光波

 今までに二回御守の光に遮断され、レントゲンの光が透過しない実例を本紙に載せたが、今回で三回目の右と同様な事〔略〕があったので科学的にいえば三回の実験を経てもはや確定したといってもいいので、新しい言葉でいえば霊科学上の定 …

宗教と科学を超越しての会合

 記者曰『栄光』二百十八号に「超奇蹟」として御発表せられた、この素晴しい奇蹟について「広く世界に知らせたい」との明主様の御言葉もあり、岡田道一博士の骨折りにて、六名の医学博士を招き、意見の交換がかわされたのであります。 …

真善美

 我等の理想とする地上天国とは、真善美完き世界であるのはいつもいう通りであるが、私はこれを一層掘下げてみようと思う。それには順序として真からかいてみるが、真とはもちろん真理の具現であり、真理とは事実そのものであって、一厘 …

御神意を覚れ

 これは以前もかいた事があるが、本来人間というものは、神様の御目的たる理想世界を造る役目で生まれたものである以上、その御目的に叶うようにすれば、いつも無病息災愉快に働ける。これが不滅の真理である。ところが何しろ祖先以来の …

正義感

 今更こんな事を言うのは、余りに当り前すぎるが、実をいうとこの当り前が案外閑却されている今日であるから、書かざるを得ないのである。それはまず現在世の中のあらゆる面を観察してみると、誰も彼も正義感などはほとんどないといって …